こんにちは。スタッフAです。
今日は帯状疱疹についてお話しさせていただきます。

帯状疱疹の原因
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因です。このウイルスにはじめて感染すると水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治った後もウイルスは神経節に潜んでいて、加齢やストレス、過労などにより免疫力が低下するとウイルスが再び活動し、帯状疱疹を発症します。

帯状疱疹の症状
身体の左右どちらかにピリピリと刺すような痛みが生じ、これに続いて水疱を伴う赤い発疹が帯状にあらわれる病気です。
通常、水疱や発疹が治るとともに痛みも軽くなりますが、皮膚の症状が治まった後も長期間にわたって痛みが続く、帯状疱疹後神経痛（PHN）を生じる場合があります。加齢とともにPHNの発症率は高くなり、50歳以上の患者さんの約2割、さらに高齢になると約半数の方がPHNを発症します。

帯状疱疹の治療
治療の中心は抗ウイルス薬です。ウイルスの増殖を抑える薬なので、発症早期に内服を開始することで治療の効果がアップします。


帯状疱疹は50歳以上で発症率が上がり、80歳までに3人に1人が発症するといわれています！！
（若い方でも発症の可能性があります）

50歳以上の方を対象にワクチン接種が可能です！
ワクチン接種で水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めます。ワクチンで帯状疱疹を完全に防ぐことはできませんが、発症した場合に帯状疱疹後神経痛（PHN）などの後遺症のリスクを軽減してくれます。
現在2種のワクチンがあります。
それぞれの特性、効果、費用など細かくお話しさせて頂きますのでご興味おありの方はおたずねください。

水ぼうそうにかかったことがある方は帯状疱疹を発症する可能性があります。
ワクチン接種で予防をすること、帯状疱疹かなと思ったら早めに受診することが大切です。
是非お気軽にご相談ください。