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手荒れ


こんにちは、スタッフTです😊

身近な皮膚疾患である手あれについてお話ししたいと思います🤲

手あれは指先を使うことが多い人にみられます。
特に主婦、美容師、飲食店員、銀行員の方によくみられる疾患です。

水仕事をしたり、紙幣を扱ったりする刺激が繰り返し指先に加わわることによって起こるものと考えられています。

水仕事をすると石鹸や洗剤の刺激や、皮膚がうるおうための必要な皮脂を洗い流してしまいます。
繰り返すことで皮膚のバリア機能も低下してしまいます。

主に利き手の親指、人差し指、中指の指先から発症して、皮膚が乾燥してはがれ落ち、硬くなってひび割れたり、指紋がなくなるなどの症状がみられます。
ひどい場合は両手のひら全体にまで広がってしまいます。

手あれは指先を使うことが多い人にみられますが、もともと外からの刺激に弱い皮膚の持ち主に起こりやすく、アトピー素因を持つ人、小児期にアトピー性皮膚炎を患っていた人に多いようです。

秋〜冬にかけては気温も湿度も下がり肌が乾燥しやすいためひどくなりますが、夏には良くなることが多いです。

最近ではコロナの関係でアルコール消毒をする機会が増え、手あれになる方が多いです。

手あれを防ぐためには…🙌
・手を洗いすぎない、使いすぎない
・水仕事のときはゴム手袋をするなど極力刺激を避ける
・水仕事をしたあとや、手洗い後などうるおいを与えるために保湿クリームやお薬を塗る

炊事洗濯は毎日ですし、お仕事上難しい方も多いと思います。
そのため完治が難しい疾患です。
一度なってしまうと継続して症状が出る傾向にあります。
そのため継続してこまめな保湿と刺激を避けることが重要です🙆‍♀️✨

主婦の方は食器洗いなどの家事はご主人にお任せしてしまいましょう❣️🤲✨