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酒さ・赤ら顔


酒さ・赤ら顔とは

酒さとは、顔の中心(鼻、頬、顎など)に紅斑(赤み)毛細血管拡張、ニキビのようなブツブツが生じ、ほてりなどの自覚症状を伴う慢性の皮膚疾患です。
痒みはそれほどないことが多いのですが見た目の赤さからお悩みの患者様は多くいらっしゃいます。
【酒さの原因】
原因ははっきりしていませんが、遺伝的な体質に下記が加わり発症するのではないかと考えられています。
  • 肌質(敏感肌)
  • 間違ったスキンケア(過度の摩擦・過剰の塗布)
  • 紫外線
  • 寒さや暑さ等、温熱による刺激
  • 香辛料
  • お酒
  • 喫煙
  • ホルモンバランスの異常
  • ニキビダニ

 

当院での治療法

まずは、紫外線、辛い食べ物、精神的ストレス、といった酒さを悪化させる習慣を避け、塗り薬と飲み薬、保湿、スキンケアの見直し、日焼け止めなどを組み合わせて治療開始します。
無効の場合は メトロニダゾールという抗菌薬、アゼライン酸という炎症を抑える薬を使用します。この2剤は欧米では酒さの治療法として推奨されているのですが、日本では保険適応外となるため自費診療になります。
また、血管の開きや赤みに有効なレーザー治療(Vビーム)や光治療(ICON)を組み合わせるのも有効です。

 

VビームⅡ

VビームⅡとは
VbeamⅡとは医療用レーザー治療装置(血管腫治療用レーザー)です。シネロンキャンデラ製の最新機器で血管病変の治療に全世界で最も多く使用されている色素レーザーです。FDA(米国食品衛生局)、厚生労働省が承認している機器です。
同装置から照射されるレーザー光線(波長595ナノメートル)は、血液中のヘモグロビンに吸収されやすいという特長があります。レーザーに光より、血管の集まった病変部の血管が閉塞し赤み・毛細血管拡張症、酒さ、赤ら顔、赤ニキビ、ニキビ跡の赤み、赤色瘢痕、ケロイドの赤みなどの症状を改善します。(当クリニックではイチゴ状血管腫・乳児血管腫への照射は行っていません。必要な際は紹介させていただきます)
また、レーザー光からの熱によりコラーゲン・エラスチンを産生する線維芽細胞を刺激することで、ツヤ・ハリupなどの美肌効果も得られます。
コンパクトな照射ヘッドのため、目元などの細かい部分の小じわ、クマなどにも照射することが可能です。


ただ、いずれの症状にしても、1回の治療だけで血管を塞ぐことは不可能なので、期間を空けて繰り返しレーザーを当てていきます。すると血が流れにくくなり血管はだんだん目立たなくなっていくのです。
これにより傷跡も残りにくく、痛みについても輪ゴムで弾かれる程度で済むと言われています。
このレーザー治療は、生まれた時からはっきりわかる単純性血管腫や生後間もない時期に赤い斑点が現れて次第に苺状に膨らんでいく苺状血管腫が見られる赤ちゃんに行うことも可能です。しかもこれらは、肌が薄く、赤アザの範囲も狭い、小さいお子さんの頃から治療を始めた方が効果は高いと考えられています。
肌の赤みを退色させて肌の色みを均一にするとより美しく見えます。VビームⅡは赤みだけでなく、肌にハリを与える効果もありますので、肌のトーンUPとハリを一緒に得られる美肌レーザー治療です。また、レーザー光の発振により出た熱により、肌の弾力の元となるコラーゲン・エラスチンを生成している線維芽細胞を強力に刺激することで、ツヤ・ハリが出るなどの効果が得られます。
VビームⅡの特徴
ダイナミッククーリングデバイス(DCD)表皮冷却システム搭載
VビームⅡは、レーザーが照射される前に表皮を守るための冷却ガスが出る仕組みDCD(ダイナミッククーリングデバイス)システムにより、1回ごとのレーザー照射前にマイナス26℃の冷却ガスを表皮に吹き付けます。このシステムにより、目的とする部位への治療効果を損なうことなく、レーザー照射による痛みと表皮の熱損傷を最小限に抑えます。これは今までのダイレーザーにはない仕組みです。

レーザー照射直前に冷却ガスを吹き付けます

レーザー照射による痛みと表皮の熱損傷を
最小限に抑えます

このような方におすすめです

下記の症状はいずれも皮膚の毛細血管が透けて見えている状態です。「赤み」の原因となっている毛細血管内のヘモグロビンにだけ反応する595nmのレーザー光を患部に照射することによって増えている異常な血管だけを破壊し、治療していきます。
 1.酒さ・赤ら顔・毛細血管拡張症(小鼻の赤み)
ほほや鼻の赤ら顔の治療の場合、Vビームを弱めに、広めにむらなく打ちます。4回程度のVビーム照射で効果を実感しはじめ、10回程度でかなり赤みが改善します。治療間隔は保険適応の場合(毛細血管拡張症)は3ヶ月に1回、保険外診療の場合は2週間以上あければ再度レーザー照射を行えます。

治療前

治療後

2.赤ニキビ・にきび痕の赤み

当クリニックには多くのニキビ患者様が来院されます。
赤ニキビ、ニキビ痕の赤みは多くの方が悩まれています。
赤ニキビとは炎症性丘疹といわれ、ニキビの中で炎症を起こしてしまっている状態のニキビを指します。治療により炎症が沈静化したあとも赤みが残ることがあり、これを「炎症後紅斑」と言います。これらの炎症性丘疹、炎症後紅斑にもVビームⅡは有効です。自費診療になりますが繰り返しレーザー治療を行うことで赤味をやわらげて目立ちにくくします。通常1ヶ月に1回の施術を3~5回程度行うことで、赤味が目立ちにくくなることが多いです。VビームⅡには、ニキビの原因となる過剰な皮脂分泌やアクネ菌を抑制する効果もあるので、繰り返しレーザー治療を行うことでニキビのできにくくなるという効果も期待できます。

ニキビ跡の赤み
Vビームを打つ強さにもよりますが、3回前後は治療することが多いです。治療効果を強く狙う場合は内出血が出る程度強めに、ダウンタイムを少なくしたい場合は弱めにVビームを照射します。患者様のご希望で調節できます。

治療前

治療後

3.赤い傷あと・ケロイドの赤み
「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」といった盛り上がった傷跡の赤みにVビームⅡを繰り返し照射するによって、徐々に赤みを目立たなくさせることが期待できます。妊娠線の赤みにも効果があります。また、傷痕の盛り上がりを治療するステロイド局所注射などとVビームⅡのレーザー治療を同時期に行うコンビネーション治療を選択するケースもあります。

4.赤ボクロ、赤いイボ(老人性血管腫)
老人性血管腫は、加齢や体質などと関連し徐々に体に増えてくる点状の血管腫であり、「老人性」という名称ではありますが、早ければ20歳代でも発生することがあります。これらは毛細血管の増殖によって起こっています。自費診療になりますがVビームⅡを使って、拡張・増殖した毛細血管に対してレーザーを照射し的確に血管腫にダメージを与えて破壊することで治療していきます。治療部位が数個の場合は、治療時間5分程度と短時間で照射が終了します。小さなものは1回で完治が望めますが、やや大きめの血管腫は2~3回治療が必要なことが多いです。

5.目元の小ジワが気になる

6.皮膚の若返り・美肌レーザーフェイシャルに興味がある




小じわ、しみ、クスミ
小じわは皮膚を構成するコラーゲンの弾力が低下することで発生します。皮膚のコラーゲンの弾力が低下すると、顔をうごかす筋肉の影響で皮膚表面にできたしわが元に戻らなくなり、そのまま「しわ」として顔に残ってしまいます。VビームⅡを照射すると、照射部位の細胞に熱刺激が加わり、代謝が活性化します。それによって皮膚のコラーゲン産生が促されて、小じわのような比較的皮膚表面の浅い部分のしわに対して改善効果が期待できます。また、レーザー光の照射で肌細胞の代謝が促進されることで、必要以上に蓄積したメラニン色素の排出も促進されることで、美白効果も期待できます。自費診療になりますが肌の小じわやキメ改善、クスミ改善などの目的でVビームⅡによるレーザーフェイシャル治療を1か月に1回、繰り返し行うことがオススメです。
なお、ほうれいせんのような深いしわは、レーザーではなく、ヒアルロン酸注入など注入による治療がより効果的です。

■治療の流れ

1.診断
レーザー治療が適しているかどうかを診断します。当院は予約不要ですのでお気軽に受診してください。
なお極度の日焼けをしている方、妊娠中の方、日光過敏症の方、てんかん発作の既往歴のある方は、
VbeamⅡによる治療を受けて頂くことが出来ません。

2.麻酔
当レーザーは強力な冷却装置で痛みを緩和するため、基本的には事前の麻酔は不要です。
広範囲にレーザーを照射する場合のみ必要に応じて麻酔を行います。
麻酔方法については、クリームの塗布やテープを貼るといったことを行いますが、
麻酔薬の使用は自費となります。

3.施術
治療部分に日焼け止めや化粧をされている方は施術前に落としていただきます。
治療時間は範囲によって異なりますが1~10分程度です。
照射後に炎症をおさえるローションをぬります。

4.施術後
治療当日は、とくに何もせずにそのままの状態にしておきます。
施術時の翌日から入浴は可能ですが、照射部位を強く擦ったり、熱いお湯をかけるということは避けてください。
メイクや洗顔は当日より可能です。

■起こりうる副作用

VbeamⅡを行うことで考えられる副作用についてですが、治療後数時間から2日くらいまでは
レーザーを当てた部位に赤みやヒリヒリとした痛みが見られます。
その場合は保冷剤で患部を冷やして症状を和らげたり、炎症が起きているのであれば外用薬を塗布します。
また、内出血(紫斑)が現れることもありますが、この場合は1~2週間程度で消えるようになります。
このほか照射の度合が強かったりするとかさぶたや水疱ができることもあります。
これは2週間程度で消えますが、それまでは軟骨を塗布するなどして保湿します。
その間に引っ掻いたりすると色素沈着(黒ずみ)や傷跡が残ることもありますので注意が必要です。
また、治療後のケアとしては遮光をする必要があり、そのようなケアをしないと肌が茶色くなります。
外出する際は日焼け止めクリームなどをこまめに塗布するようにしてください。

■Vビームのダウンタイムと注意点

Vビーム後のアフターケアですが、直後に日焼け止めや化粧をすることも可能です。
洗顔、運動、入浴など含めて普段どおりで特に制限はありません。
シミのレーザーではないですので、通常かさぶたはできません。
 
Vビームの反応には個人差があり、通常は紫の内出血が出ない強さでレーザーを打った場合にも、
一部が紫に内出血することがあります。
皮膚の薄さ、年齢、最初の顔の赤さ、など様々な要因がありますので、
内出血が出るレーザーの出力には多少の個人差があります。
つまり、同じ強さで打ってもまったく赤くも紫にもならない患者様と、かなりむくみが強くでる患者様もいます。
 
ダウンタイムが気になる患者様の場合は、ほぼ100%紫色の内出血が出ないような弱めの出力で
施術を重ねて効果を出す方法もありますので、ご相談ください。
Vビームを打つ強さは事前の診察で相談して調節できます。
 

■Vビームの治療回数

自費診療でVビームを使う場合、当院では1ヶ月に一度治療を行います。
 
保険診療の場合は3ヶ月おきの治療になります。
老人性血管腫や静脈湖は1〜2回の治療で消失することが多いですが
赤ら顔、酒さ、毛細血管拡張、ニキビ跡の赤み、といった症状の場合は1回では効果が限定的です。満足いく効果を得るためには4回〜6回の治療が必要になります。Vビーム治療に回数制限はないですので、効果を感じられている場合は継続治療可能です。治療回数を増やせばさらに効果は強くなるといわれています。